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HLint のヒントを無視する方法

最終更新日: 2018/12/26

ヒントを無視する方法

HLint のヒントを無視する方法には以下の2種類があります。

  • .hlint.yaml ファイルで指定する (全てのファイルに影響)
  • ファイルに直接 {-# ANN -#} アノテーションを記述する (アノテーションの範囲にのみ影響)

書式がちょっとわかりづらいので、実際に色々試してみましょう。

関数単位で全てのヒントを無視する

最初に定義した someFunc 関数はヒントを2つ提案してくれていました。

$ hlint .
./src/Lib.hs:6:12: Warning: Use concatMap
Found:
  concat (map toUpper ['a' .. 'z'])
Why not:
  concatMap toUpper ['a' .. 'z']

./src/Lib.hs:7:12: Warning: Use fromMaybe
Found:
  maybe "" id
Why not:
  Data.Maybe.fromMaybe ""

2 hints

提案されているヒントは以下の2つです。

  • Warning: Use concatMap
  • Warning: Use fromMaybe

とりあえず someFunc のヒントを全て無視するようにしてしまいましょう。

こんな感じで {-# ANN someFunc "HLint: ignore" #-} というアノテーションをつけます。

$ hlint .
No hints

これで src/Lib.hs に記述されている someFunc 関数のみ HLint のヒントを無視できるようになりました。

ファイル単位でヒントを無視する様々な方法

ヒントレベルは ignore 以外にも suggest, warn, error が利用可能です。これらの値を利用した場合は出力時のヒントレベルが強制的にそのレベルに上書きされます。つまり、ヒントファイルに warn で定義されていたとしても errorignore として処理されることになります。

関数単位で全てのヒントを無視する方法

ANN のあとに対象の関数名を書きます。

関数単位で特定のヒントのみを無視する方法

HLint: ignore の後にヒント名を書きます。

モジュール単位で無視する方法

module キーワードを使う場合はアノテーションを import 文の後に設置しないと上手く動かないので、その点のみ注意が必要です。

OverloadedStrings 言語拡張

言語拡張の OverloadedStrings を有効化している場合は上手く動かないため、明示的に String の型注釈を指定する必要があります。

ヒントファイルを使って無視する方法

プロジェクト全体で無視したいヒントについては .hint.yaml に追記します。

within キーワードでヒントを適用するモジュールを指定できます。

例として Lib モジュールのみを対象とする場合は次のようになります。(この場合は ignore が指定されているので Lib モジュールのみヒントを無視します)